郡山車両センターでの検査に伴い、はるばる青森からE751系が回送されてくる時代がかつてあった。

青森車両センターに所属していたE751系や485系は、郡山車両センターで検査を担当していた。
配給列車は自社線内完結が基本かつ、他社線を通ると線路使用料がかかる、JR貨物委託で別途料金が発生する等問題があるため、はるばる青森から回送していた。

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配8145レ EF81 136+E751系A101編成 北千住にて 撮影:2013.9.27


青森から奥羽本線~羽越本線を経由して、高崎から田端操車場へ、そこから常磐線に入り馬橋から武蔵野線、東北本線へ入り郡山まで北上するというルートで走行した。東北の車両だがぐるっと首都圏を一周するため、都内でも目にすることができたわけだ。ちなみに出場回送でも同じくぐるっと一周して、高崎線へ入って青森へ戻る。



2016年3月に青森車両センターは盛岡車両センターと統合され、配置車両がなくなった。その際にE751系は秋田車両センター所属になり、検査も秋田車両センターで行うように変更になったため、この長距離回送は見られなくなってしまった。こういうおもしろい列車がなくなってしまうのは少し残念...




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