高松駅にある有名店、連絡船うどん。
先日の四国訪問時に立ち寄ったのでレポート。

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岡山県の宇野港と香川県の高松港を結んでいた宇高連絡船。鉄道を運ぶ鉄道連絡船としても知られる有名な連絡船である。
船内にはうどん店があり、甲板でうどんを食べることが定番になっていたそう。連絡船は平成に入る前に運行が終了、本州四国連絡の役目は瀬戸大橋に譲られ、連絡船うどんも営業を終了した。

終了から数年が経った後、連絡船うどんを復刻したいと味を再現してオープンしたのがこのお店。かれこれ20年営業を続けてきた有名店だが、
今日2021年11月30日をもって閉店する。ビル建設による立ち退きが理由だという。


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もちもちの麺と優しい味のお出汁。写真はとり天うどんで、とり天とお出汁の愛称が良くて美味だった。
自分は連絡船が現役だった頃を知らない世代だけど、これを船の甲板で食べられたのかなと思うと、特別な非日常体験間違いなしで旅好きの自分なら特に気持ちが高ぶるだろうと想像ができる笑。
甲板でないのは残念だが、駅構内を見渡しながら食べるうどんもなかなか格別だった。

なぜなら高松駅は四国の玄関口、利用者が多く行き交い、発着する列車も多い。頭端式ホームを一望できるロケーションで食事を楽しめるというのは新鮮な体験である。お店が
一般的な立ち食い蕎麦屋と異なり開放的なのが大きな魅力。閉店前に食べることができて良かったです。

再開発が一区切り終了後、また高松駅店が復活してくれることを願いたいです。



今回はこの辺で。


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