鉄道のレール・バラストの交換は、貨車等を用いて現地に輸送し、夜通しの作業で行われる。
レール輸送やバラスト輸送の列車、工臨こと工事臨時列車は、昔から専用の貨車で行われるのが恒例。レールはチキ、バラストはホキの名が付いた貨車で輸送されてきた。


JR東日本のチキ工臨運転がなくなって話題だが、JR西日本や九州ではまだ見ることができるし、JR貨物によるチキの臨時貨物も走る。JR貨物によるものは首都圏行きの列車もあって、桃太郎や金太郎による牽引は物珍しささえあると思う。
不定期に走る上、目的地によって積み荷の量やチキのタイプの違いなどの違いがあるため、貨物初心者の筆者にとってはなかなか魅力的な列車に思えるのであります。


IMG_2137
8864レ EF64-1013牽引+チキ7000形

写真は偶然撮影できた新幹線向けのレール輸送。レール輸送の臨時貨物は、越中島行きだったり那須塩原行き、鴨宮行きだったりと、普通の臨時貨物以上に"必要に応じて走っている"感がある。九州常駐のチキが来たり、牽引機や両数が違ったりと同じような列車ばかり来るというわけではないのも魅力の1つだと思う。
撮影したチキ7000形は、TOMIXが唯一模型化しているチキ。自衛隊の機材輸送などにも駆り出される形式で、関東民が抱くチキの印象とはちょっと異なるだろう。


魅力的と言いつつも、「チキ工臨、特に荷を降ろした後の返空なんてただの空コキと同じじゃん」という意見を耳にして、確かにと思う自分もいる。荷が目立たなきゃ撮っても意味ない気もするし...。撮り鉄なんてある意味気の持ちようなんだろう。趣味に理由を求めちゃいけないですね(笑)。




今回はこの辺で。


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