近鉄の京奈特急に乗車してきた。

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京奈特急は京都~奈良の比較的短い区間ながら、1時間当たり2本ほど設定がある。近鉄らしく使われる車種は豊富で、ひのとりや伊勢志摩ライナー車両も投入されている。

今回引き当てたのは汎用型特急車両の12400系。サニーカーの名で知られる車両である。
登場は1977年で、185系や781系が登場していた時期に当たる。今挙げた2車種はどちらも引退した車両だが、こちらは未だ現役。2017年頃からは写真の新塗装で活躍中。
先頭車には長年採用されてきた大型の菱形パンタグラフを搭載しており、近鉄でこのパンタグラフを搭載する最後の形式になっている。


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車内全景。
ひと昔前の車両らしさが漂う感じ。国鉄~民営化後付近の車両ってなぜか雰囲気が似てるような気がする。天井照明だったりカーテンだったり床の色だったりがほぼ共通仕様だからだろうか。


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シンプルかつ年季を感じさせる座席。
シートピッチは980mmだそうで、一般的なゆとりがある。

座り心地は、トランポリンのような...笑。バネ強めの座席で、最新の特急の座席とはフィット感やホールド感、快適性は比べものにならないけど、これはこれで好みでした。
首都圏通勤電車でいえば205系・211系とE233系・E235系を比べているようなもの。全然違うけど新型車両に座るより205系に座る方が好きと言う人は多いと思う(笑)。


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座面裏は非常にシンプル。

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ひじ掛けには収納式のテーブル。収納式っていうほど隠れているものではなかった。
スムーズとはいえない操作性が"昔の車両らしい"感じがする(笑)。


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窓は2列で1枚が割り当て。
ブラインドではなくカーテンなのも個人的に好きなポイント。


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座席のヘッドカバーは近鉄特急がデザインされたもの。

平日の夜遅い時間帯で乗客はほぼいなかったけど、疲れていたためこれ以上の車内観察はせず。
良く跳ねる座席で30分ちょっと揺られて乗車終了。


京奈を近鉄で移動したのは初めて。並行するJR奈良線には103系がいるからついそっちばかり乗ってしまうんですよね~(笑)。
関西私鉄は馴染みないし数も多いからどうしても知識が足りず...広い広い近鉄路線図を完全把握するのはまだ時間がかかりそう。。。




今回はこの辺で。


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