「新千歳空港~旭川間で直通列車構想、追分経由で時間短縮」(記事はこちら)という記事が出た。おもしろそうなので、実現の可能性について考えてみたい。


概要としては、新千歳空港~旭川(南千歳・追分・岩見沢経由)で直通列車を運転する、というもの。2025年以降に設定される予定で、所要時間は1時間30分程度、札幌経由より大幅な時間短縮が見込まれるとある。
同時に、2030年頃までに新千歳空港駅を国際線ターミナル下近辺に移設、現在の1面2線から2面4線へホームを増やし、6両以上の車両が入れるようにする計画も発表された。

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まず気になったのが、所用時間について。
1時間半というのはなかなか厳しいように聞こえる。現在走っている列車のダイヤから、旭川~岩見沢が約1時間、追分~南千歳で約12分、南千歳~新千歳空港が3分程度、ここまで合計1時間15分は必ずかかってしまう。


岩見沢~追分間は駅は少ないながら距離は約40kmと長く、単線区間と複線区間が交互にやってくる上、一線スルー方式ではないため減速も必要。列車の交換のための運転停車がないと考えても20分、実際はそれ以上かかるだろう。
うーんやはり1時間半は厳しそうだ。1時間40分、45分くらいなら実現可能かもしれない。

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かつて走っていたエアポートカムイは、新千歳空港~旭川間を札幌経由で2時間弱。現在の札幌乗り換え最速は約2時間20分。
エアポートカムイとは所要時間差があまりないが、現行の札幌乗り換えのアクセスと比べると大幅な時間短縮だ。また、エアポートカムイは札幌で乗客が入れ替わっていたという話も有名だが、構想の列車では直接旭川へ向かう。ここに新たな需要獲得も期待されるだろう。旭川から道北、道東へのアクセスにも便利だ。


785系、789を使用していたエアポートカムイは、新千歳空港駅1面2線のホームに2ドア5両で入線する上、札幌までは快速扱い。ゆえにラッシュ時の混みっぷりは相当ひどかった。
旭川直通列車を特急車両で走らせようというのならこの問題が最大のネックであり、解決のためには新千歳空港駅ホームの増設・拡張しか解決策がない。多額の費用と時間がかかる地下工事、記事にある5年後の実現はどうしても難しいと感じてしまう。

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たしか新千歳空港駅には、気動車入線時に煙がひどくて乗り入れNGになった噂があったような...。構想にある南千歳~追分~岩見沢は非電化区間。この噂が本当なら、空港駅への気動車乗り入れの件も解決すべき課題の1つ。果たしてどうなるだろうか。


個人的には、以前から言われている新千歳空港駅のスルー化より先にこんな計画が飛び出すとは驚きだった。また、室蘭本線追分付近の活用も嬉しいところ。廃れたり赤字になったりする姿はもう見たくない。JR北海道にはなんとか頑張ってほしい...。


今回はこの辺で。



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