JR東日本尾久車両センターに、本線にも出ず長年放置されている車両が何両かあった。
ジョイフルトレインゆとりの展望車だった14系や往年の寝台で使われていた24系が主に留置されていたが、数年に1回の廃車回送で長野に送られていた。
その中で、現地解体された珍しい例だったのがマヤ34-2004だ。というわけで今回はこのお話。

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起動検測用の客車マヤ34は、国鉄時代に開発され全国の路線を検測していた。東日本近辺向けの車両は尾久車両センターに集中配置されており、民営化後も他よりも多い3両のマヤ34が所属していた。


マヤ34‐2004は、尾久車両センターに最後まで残っていたマヤ34。検測車を持っていなかった東急電鉄へ入線し、東急初代3000系に挟まれて検測を行っていた車両でもある。
2000年代に入っても活躍は見られたものの、2002年にE491系・キヤE193系のEast-iが登場。検測車としての役目を譲った形になり、所属していた3両のうち2両は廃車になった。マヤ34-2004のみ廃車にならず、以降数年間は入換や尾久車両センター祭り等での動きのみで、車両本来の役割は行わず本線に出ない状態が続いた。
晩年は色褪せが激しく塗装も剥げて無残な状態のまま。2015年に現地解体という形で廃車になった。



噂によれば動かすことも難しかったようで、それほどまでに廃車を後回しにした理由が気になるところではある。ブルートレイン引退後の現在でも尾久には5両の24系客車が在籍。今後の処遇に注目したい。



今回はこの辺で。









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