全国でトロッコ列車というのは数が少ない。
JR東日本の風っこやJR四国のしまんトロッコ等が有名だが、個人的にトロッコ列車というとディーゼル機関車牽引+客車というイメージが強い。

JR北海道では富良野と釧路にディーゼル機関車+客車のトロッコを走らせている。のろのろ走るという意味も込めて"ノロッコ"と名付けられ、富良野・釧路の観光列車として土休日に運転される。

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1日3往復運転される富良野・美瑛ノロッコは主に美瑛~旭川の運転だが、旭川運転所に所属する車両のため回送を兼ねて、1号と6号が旭川~美瑛間も営業運転している。

ロイヤルエクスプレスの撮影で時間が空いたため急遽美瑛駅へ向かい、トロッコ列車の短区間1駅の乗車を楽しむことにした。

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使用されているのは510系客車。50系客車をトロッコ風に改造した車両で、ノロッコ運転開始当時から活躍している客車だ。
機関車と反対側の先頭車にあたるこの車両は、運転台を備えている。

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客車が先頭になるときは、この運転台から機関車を制御して推進運転しているらしい。上野の推進回送とも異なる特殊な運転形態といえる。

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この日の牽引はDE15-1535。令和元年から新たにノロッコ専用機に加わった車両だった。

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車両は開放感と粗末な感じを合わせたような雰囲気。この粗末な感じが楽しくて良い。
木目のベンチがボックス席タイプと窓側向け2人掛けと並ぶ。

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営業運転時は空いているこの窓は、回送時には1つ1つ閉められる。窓を閉める機構があっても空調がないようで、ノロッコの運転は毎年夏ごろに限られている。

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ドア口には過去の写真が飾られている。ノロッコは運転開始から20年以上経過していて、イベントでSLが牽引したこともあるくらい歴史がある。

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苗穂工場で改造された証と独特な形式名。


車内探検はこれくらいに。わずか1駅の区間であるがちょっとした乗車レビュー。

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夏の風が涼しい。暑すぎないのが北海道夏の良いところ。
単尺レールのジョイント音がうるさいくらいに響き渡り、乗り心地が良いとは言えない座席に座って揺られるというのは、鉄道旅の楽しさそのものだと思う。今電車に乗って旅しているぞというのを真に感じられた気がした。

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旭川駅に近づくと、近年高架化された近代的な線路を走る。窓全開で走る客車列車とのギャップが激しいがこれもまたおもしろい。
あっという間に美瑛~旭川間の約20分の乗車が終わった。


心に染みる旅とでもいうのだろうか、まぁ素晴らしかった。今回の北海道旅行(2020年8月)で1番楽しかったかもしれない。いつかまた再訪確定。こういう列車って良いですよね...。
末永く走ってくれることを願っています。

タイミングよくマイクロエースから模型化されるとのご案内が(笑)。うーん検討中...


今回はこの辺で。











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