先日、KATOのED79が入線した。既にTOMIX製のED79を入線させていたため、ED79の2台持ちになった。せっかくメーカーも異なるので、2機を比較してみようと思う。知識不足と拙い言葉であるのは目を瞑っていただいて、写真だけでも参考にしていただけたらなと思います。

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当区に入線しているのは以下の2機(クリックすると当サイトの車両入線記事へジャンプします)。
KATO 3076-1 ED79 シングルアームパンタグラフ

TOMIX 9113 ED79-0 シングルアームパンタグラフ搭載車

どちらの製品も、函館運輸所に所属し青函トンネルを通過する夜行列車の牽引機として2016年まで活躍していたED79-0をモデル化している。
車両更新の際に2エンド側がシングルアームパンタグラフに変更になっており、その姿が再現された。


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左がKATO、右がTOMIX製。

まずは顔の印象。どちらも印象把握はいい感じだ。前面の窓の大きさは若干KATOの方が大きいように見える。シルバーのラインやナンバープレートの位置はほぼ同じ。甲乙つけられないなと感じる。

色見については、写真で見るとKATOの方がダークな雰囲気があるが、実際手に取ってみるとほぼ同じに見える。模型の塗装というのは、実際に塗られた色ではなく、実車を見た目の印象から色が塗られる。「KATOは投入してからしばらく活躍した車両、TOMIXは新製車両をそれぞれイメージした塗装っぽい雰囲気がある」と雑誌か何かで読んだことがあるが、まさにそんな感じ。ほとんど違いがないし、両社の認識の違いなのでどちらが変だとかいうことではない。

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手前TOMIX、奥KATO。

造形に関してはどちらも良好。ボディだけ見ればどちらがどちらのメーカーかわからないくらいだと思う。

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1枚目がKATO、2枚目がTOMIX。

よーく見てみると堀の深さがTOMIXの方が少しだけ浅いかなといった感じ。窓に厚みが感じられるのはTOMIX製品に共通したのいつもの仕様だと思う。



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上がKATO、下がTOMIX。

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KATO製。

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TOMIX製。

表記は細かいがどちらも視認できる程度だ。比較してみると、TOMIXの方が若干字が太くて潰れているようにも思える。
台車に関してはTOMIXの方が表現が細かいようだ。

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上がKATO、下がTOMIX。

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KATO製。

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TOMIX製。

2機比較した写真で、TOMIX製品の屋根上パーツが光っているのは、光の当たり具合が悪いだけです。
金属線を用いたり碍子が塗装されているのがKATOの特徴的。結構目立つので、この点は大きな差異になると思う。


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手前がTOMIX、奥がKATO。

TOMIX製は屋根上パーツの一部が治具を用いての取り付けとなる。TOMIXはかつてのプラパンタ感がなくなっていて、パンタグラフは両社とも印象は悪くないと思う。


ここからは走行に関して比べてみる。

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KATO製。

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TOMIX製。

画像は、同じ電圧を流して比較して撮影したもの。LEDライトはKATOが明るくていい感じ、TOMIXも悪くないが、オレンジ色である点が気になってしまう人もいるかと思う。

パワーについても同じ電圧で比べてみた。圧倒的にTOMIXの方が力強く、馬力が感じられた。どちらもカシオペアやはまなすのフル編成牽引可能となっているため走行には問題ないだろうが、強い馬力があるというのは心強い。


とまぁ、知識が少ないため画像多めで比較を終了。普段は同形式で競合他社製品を比較することなんてほぼないため、なかなか見ていて面白かった。ED79の購入を検討している方の参考に少しでもなればなと思う。






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