みちのくSLギャラクシー号という列車が走ったのをご存知だろうか?東日本大震災発生から3年経った20143月8日に、東北支援ため「みちのくSL横断プロジェクト」として行われた一大イベントだ。

数十年ぶりに都内をSLが走る上、この企画を立てたフジテレビが特別番組を放送。タモリさんも乗車し大きな話題になった。



列車は、釜石発上野行きの特別団体臨時列車として運転。途中郡山駅で運転停車をして日付を跨ぐ、ロングランの列車だ。

車両はSL銀河向けのキハ1414両を使用。ちなみにSL銀河の運転開始はこの年の4月からだったため、SL銀河客車は団体列車で旅客デビューを飾ったといえる。



列車番号と牽引機は以下の通りだった。

釜石〜花巻:9162レ C58-239牽引

花巻〜黒磯:9114レ ED75-757牽引

黒磯〜尾久:9116レ EF510-515牽引

尾久〜上野:9618レ D51-498牽引、最後尾にEF65-501連結

上野〜尾久(回送):回9618レ EF65-501牽引、最後尾にD51‐498連結



尾久では渡り線を使って尾久車両センターに入線。上野方にD51-495、大宮方にEF65-501、通称Pトップを連結して、終点の上野まで走行した。
D51の担当区間が尾久〜上野だったのは、他の列車への影響や煙による影響を考慮したものだろうか。尾久駅は相当な混雑だったが、目隠し車両として211系が配置されたため付け替えシーンが良く見えなかったそうだ。




SLみちのくギャラクシー号の運転数日前に、D51-498とSL伴走車のオヤ12-1がPトップ牽引で尾久まで回送された。
また、本運転前の3月7日にはSLの試運転が行われた。試9010レ~試9011レと試9014レ~試9015レとして尾久~上野間を2往復走行。

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試9015レ EF65‐501+オヤ12‐1+D51‐498 上野~尾久にて


僕は試運転のみ撮影。SL先頭の試運転も撮影したが、相当な混雑だったためまともに写真が撮れる状態ではなかった。
試運転といえど、鉄道ファン対策は入念に行われた印象が強い。上野駅の特急列車発着番線変更、警備員・警察官の配置、ホーム立ち入り規制などが行われたそうだ。




本運転が終わっても、イベントは終わらない。せっかくの上京ということで、尾久車両センターで開催されたそうだ。そして3月10日、SL銀河用客車の返却回送された。

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回9161レ EF510‐510+キハ141系700番台 SL銀河用客車 東十条付近にて

客車の返却回送はEF510-510が担当、尾久~盛岡間で回送された。
また、SLとD51、オヤ12‐1は3月11日の早朝に配9714レで高崎へ返却。


実はこの列車、あの向谷実氏が企画したよSLが都内を走るのは2003年ぶりだそうだ。深夜に走るSL回送では何度も上京しているが、自走かつ上野入線となると大変珍しい列車だった。
SLみちのくギャラクシーと名乗りながら最初と最後だけSLだったため、その点への批判もあったらしいが、ELが減っている今となっては贅沢な不満かもしれない。
この列車が走って以来、SL銀河は上京していない。SLでも客車だけでも、再び上京してくれることを願いたい。



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