グリーンマックスが発売したE653系のうち、フレッシュひたちのレッドが入線した。

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レッドは正式にはスカーレッドブロッサムという名前がついている。K301編成とK305編成がこの塗装を纏って活躍していた。
他色の製品と同じように、動力付きタイプと動力なしタイプの製品で編成番号が異なっている。

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先頭車の連結器はダミーカプラーで、付属のドローバーまたはTOMIXのTNカプラーJC25への交換に対応、中間連結器はアーノルドカプラーとなっている。

詳しい特徴はイエロー編成が入線したときに書いたので、そちらをぜひ参照していただきたい。

・グリーンマックス E653系フレッシュひたち(イエロー)入線記事はこちらから。


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今回入線したレッド編成について書くことがあまりないので、ここからはGMのE653系フレッシュひたちについての総評をしてみようと思う。


グリーンマックスのE653系は2016年に製品化された。マイクロエースから既に発売されている形式ではあったが、造形をより実車に近づけたリアルな姿で模型化。全てのカラーバリエーションが製品化されている。
筆者はかつてマイクロエースの改良型(ブルー)、グリーンマックスのグリーン&オレンジを所有していて、現在はイエロー編成と今回入線したレッド編成を所有している。価格や造形、加工の有無などを比較して感じたことを述べていく。



●価格について
高い。これに尽きる。

グリーンマックスは動力付き7両で定価32780円、マイクロエースは定価30470円。価格÷両数で1両辺りの単価を考えると、4682円と4352円で300円差でGM製が上だ。KATOの四季島が1両単価3850円なので、高い価格設定だとわかる。

マイクロエースは近年価格高騰が続いていて、10年前に発売したE653系フレッシュひたち改良型は7両定価23870円(1両単価3410円)だった。当時から比べると定価7000円アップ。うーん.......。

価格はメーカー工場の大きさや生産数なども影響しているだろうから一概には言えないが、これから述べる造形のことを考えれば両社ともにもう少し頑張ってほしいなと思う。

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●造形
見た目の印象把握はばっちりで、造形に定評があるグリーンマックスらしい作り。
競合他社のマイクロエースはフレッシュひたち、いなほ、それぞれで改良型を発売し、スカートの形を見直すなどの改善を行っている。印象は悪くないがライトや窓の大きさが小さい点、近年のマイクロエース製品の造形の良さと比べると、昔の設計のまま製品化しているのではないかと感じる。


●塗装
カラフルで映える車両として再現されているように思う。前回入線したイエロー編成でも書いたが、スカートと帯の色味が若干違うし、前面部分で塗装ムラがある。
車体のグレーが粗いとかギラギラしすぎだとかいう意見も聞くが、手にしてみると悪い印象は受けないかなと思う。

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●動力
これには驚いた。超低速走行が可能で、滑らかな加速・減速も出来て楽しい。長編成時の補助ウェイトも付属しているので、ユーザーが遊ぶ時のことをよく考えているなと思う。


●その他
ライト周りが未塗装である点、屋根上パーツのプラスチック感、幌なし、カプラーはTNカプラーを付けないとリアルにならない点など、目を瞑っていられない点が多い。
マイクロ製は幌ありで、フレッシュひたちはマイクロカプラー標準装備で連結ごっこもしやすい。ライト周りが塗装されているか定かではないから言及を避けるが、マイクロもプラスチック感があると言われるので、この点は妥協するしかないだろう。

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中間連結器はアーノルドカプラーである点はマイクロエースと共通。GM製はTNカプラー対応ではないので、アーノルドカプラーポケット対応のKATOカプラーに交換すると良いだろう。
マイクロ製品はほとんどがTNカプラー対応らしいが、E653系は対応しているのかわからない。

・マイクロエース車両のTNカプラー交換についての記事はこちらから。


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あとどうしても書くべきは、パーツがすぐ取れる点。これはGM製品全体にいえることかもしれない。

ホイッスルやアンテナ、エアコンパーツがすぐに取れる。ちょっとした振動で取れてしまうため、「開けたらエアコン取れてた」なんてことはザラ。これはレンタルレイアウトに行ったときは深刻な問題だった。無くなった小さいパーツを広いレイアウトで探すはたやすいことではない。買ったらすぐに糊付けすることをお勧めする。

完成品扱いだが、メーカーのグリーンマックスは組み立て式Nゲージをメインとする会社だ。床下機器も組み立て式で見慣れた糊付けタイプになっている。この点を考慮して扱うことが大事だと思う。

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●総評
いろいろ批評も書いたが、個人的にはGM製がE653系の完全版的な存在かなと。理由は何といっても造形の良さが1番。カッコイイ。
筆者が行っている入線後の整備は、

・先頭車のTNカプラー化(JC25を取り付け)
・中間連結器をKATOカプラーへ交換
・GMがパーツで出している幌を付ける
・ライト周りを塗装

くらい。製品の価格に加えてその他出費が結構あるため、手を加えればお金かかる車両になってしまうだろう。フレッシュひたちは連結を楽しむ形式でもあるので、数編成所有したい欲も湧く車両だ。
筆者はその欲に負けて2本目の基本編成を入線させたわけです(笑
数編成所有となれば出費も嵩んでしまうので、その部分と駆け引きという感じ。

レンタルレイアウトへ行ってE653系所有者と同席したとしても、E653系は合計10色もあるため色が被ることがほぼない。すれ違いも楽しいし模型映えもする。
高いしコスパが微妙なので強くお勧めはしないが、買って後悔はしてない。購入を迷う人に向けてE653系良いですよと言いたいかなと笑。

でもやはり...造形などが申し分ないため、手を抜いている部分が目立ってしまった気がする製品。もったいないという感想に尽きる。






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