今日7月1日より、N700Sが営業運転を開始。ということでN700Sの話でも。


N700Sは、N700系の形状を改良して登場した形式。SはSupureme(最高の)から来ていて、N700系の更新タイプN700A(Advance)に倣ったネーミング。座席や制御システムの改良、床下機器の見直し等が行われているが、パッと目に付く大きな変化はやはり先頭車の形状と顔まで伸びた帯、ライトの形だろうか。
N700系のエアロダブルウィング形からデュアルスプリームウィング形という形状に変更され、ライト形状も変更・拡大。前照灯は新幹線初のLEDライトになっている。

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試運転を行うJ0編成、小田原にて。

JR東海のN700Sには編成番号にJが割り振られた。かつて300系が名乗っていた編成番号なので、懐かしい思いを感じる人も多いだろう。

N700Sは、2018年に投入された試験車で試験を行なってきた。J0編成を名乗る試験車は、かつてのN700系Z0編成(N700AではX0編成に改番)のように試験車両として今後も活躍し、量産車両化改造などが行われることはないらしい。

量産車は今年3月にJ1編成から投入、製造中のJ4編成を除きJ5編成までの計5編成が現在までに揃っている。

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比較として、N700Aも載せておく。

運転開始初日の今日、J1編成がのぞみ1号を担当。編成番号を揃える粋な計らいで、朝6時に出発式を行って運転開始となった。
今後の運用についてはTwitterのアカウントで発表があるとのこと。撮影の際には参考にできる。



模型の話を少しだけすると、N700SはTOMIXから「N700S確認試験車」として8+8セットで製品化されている。商品名とセット構成から、今後は量産車タイプで3+5+3+5のいつもの形態で新規発売されるだろう。近年量産された形式はKATO、TOMIX両社から大体の車両が製品化されているため、N700Sも製品化されると思う。





N700Sは、ライトが明るいため遠目でも明らかにN700系と区別しやすくわかりやすいなーと思ったのが第一印象(笑)。撮り鉄として、ぱっと見でも遠目でもすぐに認識できるのはありがたい。
コロナで延期になったのぞみ12本運転が、今年の夏のお盆から本領発揮するらしい。N700Sも忙しく走り回ることになるのでしょうか。



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