またまたお召し列車に関するお話。
お召し列車は結構好きなもんで...良ければお付き合いください。

天皇家の方々が御乗車になるお召し列車は、入念な試運転はもちろんのこと様々な警備警戒を行い、万が一に備えた用意もして行われる。
お召し列車の本運転時には、運転前に線路等の確認を行う露払い列車、本運転を行う列車、故障に備えた予備車両と非常時に備えた救援機が走るのが基本だ。今回はその予備車両に焦点を当ててみる。



お召し列車が故障した場合に備えて用意される予備編成。お召し列車が客車から電車に変わった近年、特急列車のグリーン車に防弾ガラス等を装備してVIP対応になっている車両が予備編成を担当する。
VIP対応車はお召し列車運転に備えて鉄道会社が準備するもので、お召しの運転回数が多いJR東日本にはいくつかのVIP対応車両が存在する。新幹線や私鉄ではE655系(E655-1)のようなお召し専用車両がないため、VIP対応車両がお召し任務に就くことになる。

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東海道本線でのお召し列車予備編成に充てられた185系OM04編成。

VIP対応として有名なのは、お召し列車担当回数が多いサロンカーなにわや近鉄しまかぜだろうか。JRでは特急型車両のある編成のグリーン車がVIP対応になっているタイプが多い。営業運転に就いていても、見かけは普通の車両らしい。過去にお召しを担当したつくばエクスプレス線TX‐2000系(2167F・2168F)は窓ガラスに違いがみられたという話を聞いたことあるが、実際乗ってみれば気づかないだろう。


JR東日本では、東海道線で185系B1編成やOM04編成、中央線でE257系M-102編成、房総方面で255系Be-03編成、常磐線で651系K103編成・K105編成、E657系K5編成等が予備編成を担当。これらの車両がVIP対応だと公開されているわけではないが、充当回数から見るとVIP対応車なのだろうと推察できる。
予備編成は運転時にはカーテンを全て閉め、側面の幕は白幕で、お召し列車の後続を走ることが恒例になっている。

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651系K105編成(写真はお召し列車関連の運転ではないときに撮影したもの)。

過去に行われた、酒田~鼠ヶ関~鶴岡間でのお召し列車では、羽越線特急のE653系1000番台ではなく651系K105編成が予備編成を担当したこともあった。
他の車両と違ってグリーン車が1号車にあるE653系だと、安全性等の問題があったからだという話らしい(あくまで噂だが)。はるばる山形へ出張した651系も、K103編成のグリーン車をK105編成のものと入れ替えるという謎の組み換えが行われており、厳しい規則や念入りな準備のされようを窺える。


当時全般検査明けだったK103編成を使わず、どうしてグリーン車だけ組み替えたのか疑問だったのを覚えている。何かしらの理由があったのだろうが...まぁ、お召し列車は奥が深いなということで、今回はこの辺で。


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