国鉄からJRの旅客6社すべてに車両が継承されたキハ40系。車齢40年を超え引退ムードが漂い始めており、JR東海では既に所有数0。JR西日本、JR四国、JR九州の3社は今の時点で廃車数がほぼ0に等しく、もうしばらくは活躍を見込んでも良さそうだ。JR北海道は新車との兼ね合いで徐々にという感じだが、JR東日本では引退数が著しく増えている。ということで、JR東日本に焦点を当てつつ、キハ40の近年の動向をまとめてみる(形式分けされているキハ47、48もキハ40表記にする)。



JR東日本管内で現在キハ40が定期列車で活躍している路線は、男鹿線、津軽線、五能線のみとなった。その他臨時列車でリゾートしらかみ"くまげら"、リゾートみのり、リゾートうみねこ、秋田クルーズ号、CRUISING TRAIN、びゅうコースター風っこ、越乃Shu*kuraが各路線で活躍する。


・男鹿線
IMGP6144

秋田車両センター所属の男鹿線塗装車両が活躍している。EV-801系がすでに1本投入され、今年度以降にすべての車両をEV‐801系に置き換えることが決まっている。
この路線では今となっては貴重な4連・5連運転が行われており、今となっては少ない長編成が見られる。


・津軽線・五能線
秋田車両センター所属の車両が活躍中。貨物列車の通過が多い津軽線では、主に蟹田~三厩駅を担当。五能線では岩館や深浦、鯵ヶ沢で区切って運転される。
津軽線では全列車が2両運転なのに対し、五能線では3連・4連運転も行う。運用上、車両は共通で運転。五能線では特定日にリゾートしらかみが運転され、これは五能線の単独最長区間運転を行う列車であり、五能線唯一の快速列車となっている。


・ジョイフルトレイン

IMGP5757

リゾートみのり・リゾートうみねこ➡2020年6月に引退予定

引退予定なし➡リゾートしらかみ"くまげら"・CRUISING TRAIN・秋田クルーズ号・びゅうコースター風っこ・越乃Shu*kura

ジョイフルトレイン関連は置き換え・引退が進んでいて、リゾートみのり・リゾートうみねこは引退が決定している。老朽化を理由にしていることから、CRUISING TRAINや秋田クルーズ号のように再改造して再び運転を始める可能性は低そう。この2つの列車が引退すると、陸羽東線と八戸線からリゾート列車・キハ40がともになくなることになる。今のところ後継車両の発表はない。

IMGP5938

リゾートしらかみでは3編成あるうちの2編成(橅編成・青池編成)がすでにHB-E300系に置き換えられている。くまげら編成置き換えのアナウンスはないが、他の2編成同様に数年以内にHB-E300系の置き換えされることが予想できる。
越乃Shu*kuraは1番最後に登場したジョイフルトレインであり、運転開始から6年しか経過していない。今後の活躍は見込めそうだ。
びゅうコースター風っこは改造されてから20年経過する大ベテランで、昨年の北海道での活躍も話題になった。コロナウイルスの影響か、今年の運転は決まっていないため動向が怪しい。


・その他
最近引退した車両のうち、一部はミャンマー国鉄へ譲渡されている。
また、山口県の錦川鉄道に烏山線で活躍したキハ40-1009、小湊鉄道に只見線で活躍したキハ40系2両が譲渡された。



八戸線へのキハE130系導入、烏山線へACCUM導入がされ、今回のダイヤ改正では新潟地区と只見線からも姿を消したキハ40。かつてはどこでも見られるといわれた車両も、JR東日本ではいよいよ最終章といったところだろうか。
JR北海道では新型車両H100系の導入が始まっていて、ちょうどこの記事の更新日の今、旭川に配置予定の12両が甲種輸送されている。廃線や配置場所変更などで走行を見られない路線も出ているようなので、こちらも注意してみていこうと思う(が数が多いのでここでの言及は避けておく)。



クリックしていただけると励みになります<(_ _)>

にほんブログ村 鉄道ブログへ

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道模型 Nゲージへ

鉄道コム


◎◎れいるのおと管理人のTwitterはこちら◎◎